2018/10/25 17:41

皆様こんにちは、藤江です。


とても清々しい秋晴れで、こんな秋晴れ紅葉狩りなどにはスエード シューズがぴったりですね。

前回の其の1に引き続き今回は、では実際スェード靴を選ぶとする場合にどう選ぶか。について。


ここからは私の個人的見解になってきますが、間違いはないと思っていまして、私のお店に来られるお客様に対しては

何時でもこのスタンス、スタイルでオススメしております。(現時点)

これらは流行を追いトレンドに重きを置かない考えですので、皆様の参考になればと願うばかりです。


まず、大事な素材からです。

私の一番のオススメは "丈夫であって型崩れしにくい" イギリス ステッドのスーパーバック。

最高級メーカーからクラークスまで幅広く使用されているこちらの革。

特徴は①毛足が短いこと、②起毛面の裏側に型押しの硬い層がある事。で③リーズナブルなとこと。



①毛足の長さなんてと関係ないと思われるかと思いますが、これは長い年月を履いて行かれますと

その差が歴然として現れてきます。

初めは毛足が長いとさながら絨毯の様にフカフカしていて高級感がありますが、履けば履くほどボサボサになってきます。

どうしても長い毛足のものが欲しい様であれば、そこは割り切ってお洒落靴として割り切って頂いて

登板回数を減らしてお付き合いして下さい。

毛足の短いものはタフですので、普段のワードローブとして本当に頼りになります。


②写真を見ていただくとお分かりになられますが、こちらが硬い層です。

通常(安価な)スエードと言いますと両面ともに起毛しているのですが、こちらは型押しにより硬い銀面の様な層がありますので

この層があるないで革のハリ、コシが全く違ってきますから型崩れし難くなります。

③最高級メーカーも使っているから高いんじゃないの?と思いますが、

こちらそんなに高くないのです。なんたってクラークスも使ってますから。

ただ、最高級メーカーがこのスエードを使ったからと言っても安くなることはありません。

KOKONだと¥58,000〜となっており、チャレンジしやすいですよ。

そこで私のご提案としまして、

これまで一足もスエードの靴を作られた事がない方にはまずチャッカーブーツをオススメします。

※スーパーバック カフェスエード

何故ならスエードの特徴である雨や雪、汚れに強いのであれば想定するのは悪路や悪天候ですので、秋冬になります。

雪や大雨を想定するのでしたら短靴でなくブーツでしょう。

ブーツであればビジネスにも使えるチャッカーブーツとなります。

こんな回りくどく考えなくともスエードのチャッカーブーツって格好いいですしね。むしろ直感的なこの気持ちが大事だったりします。

一足チャッカーブーツを作られた後はオックスフォードなんて如何でしょうか?

何時はカーフのパリッとしたオックスフォードを履いていらっしゃる方がスエードのオックスフォードを履いた日には

今日なんだか素敵ですね、と声を掛けられるでしょう(保証はしません)。



ただ靴を作るのでは私もお客様も面白くないと思っています。

なんでもお客様第一だからと言ってただ作ればいいってもんじゃない。

洋服に合わせる靴だから、せっかく作る靴だから、そう思います。